動機の気づき

１人が、どれか１つの型に当てはまるのではなく、全ての型に隔たりがある状態で当てはまります。
例えば「物知型 共感型寄り」だったり「共感型 物知型寄りの 好感型寄り」だったりもします。
殆ど物知型で共感型の要素が割とあるような場合や、殆ど共感型で物知型の要素も多いけど好感型の要素もある場合などです。

その人が輝ける環境に身を置くと、共感型なら好感型のような振る舞いを、好感型なら司令型のような振る舞いを、司令型なら物知型のような振る舞いを、物知型なら共感型のような振る舞いをする傾向があります。

隣り合う型には相性の良し悪しがあります。

一方が外交的な場合はこじれる事が滅多にありません。
しかし両者が内向的な場合はこじれます。
例えば、両者が共感型の組み合わせ、共感型と物知型の組み合わせはこじれやすくなります。
両者が物知型の場合は理屈が通れば沈静化します。

各型には、つかう言葉の傾向があります。
次の図で、例えば物知型は理論の言葉が多く、自由な言葉が少ない傾向があります。

日頃どんな言葉を使っているか隔たりを見抜く事で、どの型か推測する事ができます。
ここでいう人格とは、言葉に宿るものであり、人に宿るものではありません。
各人格に属する言葉について詳しくは交流の気づきを参考にしてください。

国内比率は共感型が50%、物知型が20%、成果型が15%、好感型が15%です。(各25%という説もあります)
そして国内では貧富があっても同じ学校に通い同じ場所で買い物をする生活をする為、どこへ行っても全型と接触する事になります。
そのため共感型を押さえれば人間関係が俄然上手く行くようになります。
特に共感型と物知型の関係と、共感型同士の関係は拗れやすい傾向があります。
自分が物知型に該当する可能性があるなら覚えておくと良いでしょう。

このお話は外交的な好感型や成果型の人にはあまり必要がないため、物知型の人向けに書いてあります。

人間の文明は400万年(諸説あります)の狩猟時代の後に、１万年の農耕時代が始まり、そして現代に至ります。
適材適所で筋肉量が多い男性は狩りを、感受性の高い女性は護りを営んでいました。
男性は狩りを担ってたので計算して戦わないと食事を得られず、女性は子育てや仲間との協調を重視しないと社会で生きていけず、結果として男性に理論的な割合が多めになっています。

近代は女性も徐々に社会進出を始めた背景があり、理論的な女性が増加しています。
そのため最近は成長過程で身を置いた環境に影響を受けて、性別に関係なく理論的になったり感情的になったりします。

各型には誕生から成熟期までに傾向があります。
外交的な人は好感型か成果型へ分かれ、内向的な人は共感型か物知型へ分かれます。

下記に４極端な例を挙げますが、前述の通り１人には各型が隔たって混在している為、全てが完全に合致する事はありません。

• 外交的な人の生い立ち
  • 誕生

    親が社長だったり、大企業の役職者だったり、自宅が親のオフィスだったりします。中小企業の役職者だった場合も稀に該当します。
    自宅がオフィスの場合は頻繁に血族以外の従業員が出入りしたり、来客がある場合に限ります。

  • 幼少期

    親が子供の教養の為に選んだ物を教材として与えます。それは動画であったり本だったり遊びだったります。
    子は「既に飽きた既存の刺激」か「親から受けた新しい刺激」の二者択一を行い、後者を選択し教材を模倣しながら教養が育ちます。
    パーティゲームや対戦ゲームなど他人を必要とする遊びを介して人間関係を構築します。

    友人関係になった場合、早期段階でタメ口を好む傾向があります。
    早々にニックネームで呼び合うと良いでしょう。
    次の図は友好の気づきでも紹介しています。

    

  外交的な好感型と成果型は、この後別々の成長期を迎えます。

  好感型の生い立ち
  • 成長期

    ダンスを行ったり演劇部に所属する傾向があります。
    大勢から好感を引き寄せる振る舞いを日々研究し、それが日常生活の言動にも大きく影響しながら価値観を構築します。
    話し方は高めのトーンで、オウム返しのテクニックを使う事が多くあります。
    オウム返しのテクニックについては友好の気づきを参考にしてください。

  • 成熟期

    上手く周囲の懐に入り込み、共感型を主とした内向的な人が寄ってきます。
    内向的な人達が好む絵柄や話題を狙って繰り出しますが、自分の印象を崩さない配慮をします。
    主に好感型と付き合いながら更に自分が輝けるように自分磨きを励みます。
    突然の予定変更や納期短縮があった場合は交渉を行い互いに納得できる着地点で期待通りの務めを果たします。

    習得済みの外交術で殆どの大人が対処できるのに対し、予想外の反応をする子供を包容し子育てを楽しむ傾向があります。

  成果型の生い立ち
  • 成長期

    パーティゲームや対戦ゲームなどの延長線で運動部に所属する傾向があります。
    運動をすると時間が掛かり疲れるため、無駄な練習を避けるべく、何の為にその訓練をするのか明確な目的意識が高くなります。
    何度も素振りして飛距離が僅かに伸び、毎日数時間走り続けて持久力が僅かに伸びるような、長期的な数多くの練習や挑戦の末に振り返って気づく成功体験を積み重ねながら体得し、価値観を構築します。
    営業マンに運動部や運動習慣がある人が多いのは、これが影響しています。
    学生時代の大会は数回でも、会話は人と会えば何度も挑戦出来るため、目標設定をしながら最速で失敗と改善を繰り返し成果を伸ばすようになります。

  • 成熟期

    目的意識がしっかりとしたバックキャスティングでキャリアを着実に積み重ね順風満帆な人生を歩みます。
    突然の予定変更や納期短縮にも臨機応変に対応し目的からブレる事なく期待以上の成果を納品しようと務めます。
    バックキャスティングについては目標の気づきを参考にしてください。

    複数人で話す際に、自分の話に自分で相槌を打つ事があります。特に周囲のリアクションがない場合は自分でリアクションします。「○○しなきゃね。うん。」
    習得済みの外交術で殆どの大人が対処できるのに対し、予想外の反応をする子供を包容し子育てを楽しむ傾向があります。

• 内向的な生い立ち
  • 誕生

    いつも決まっている人と付き合い続ける親の元に生まれます。
    親自身が世間や周囲から向けられる目に怯え、自分達が普通である事を重要視しています。
    この親は概ね共感型で「何歳までに子を産む」などの強迫観念やステータスコンプレックスを持つ場合があります。
    または計画性のない勢いにより子を誕生させました。
    その時点では理想通りの子に育つと妄信していました。

  • 幼少期

    親が親自身の自由時間を確保する目的で、低価格高効率で子供が長時間夢中になる娯楽を与えます。それは親の感覚で選ばれ、動画であったり本だったりゲームだったります。
    子は「既に飽きた既存の刺激」か「親から受けた新しい刺激」の二者択一を行い、後者を選択し教養が育ちます。
    基本無料のゲームを主としてパズル、育成、ＲＰＧや、アニメ漫画、ネットＳＮＳなど一人で長時間反芻したり継続できるメディアに影響され、そこで学習した言動を模倣したり常識だと思うようになり、理想や望みや見返りなどの欲求が高くなります。
    趣味も一人で長時間反芻したり継続できる物に偏り、絵描きや妄想、小物作りなど芸術表現に進む傾向があります。
    他人もそうであるべきだと拡大解釈しがちで、見返りを期待して恩着せがましい贈り物をしたり言動をしたりします。
    １人用ゲームに長時間影響されている為、他者と共に考える事は苦手ですが取捨選択が得意な為、減点思考だったり欠点を見つけるのが得意です。高望みで完璧主義になる傾向がある一方で失敗やリスクを恐れます。

    自宅で一人で近距離の媒体を見る時間の割合が多いため視力が低かったり、外交的な人と比べて運動能力が低かったりします。
    親が肥満の場合は、食生活や日常生活が影響し、子も肥満になりやすくなります。

    親からは過保護で過干渉な親に箱入り娘（息子）のように育てられ、トラウマ経験や影響力ある躾を受け、禁止令や対抗禁止令で敗者の脚本を作ります。
    禁止令、対抗禁止令、脚本、幼児決断については脚本の気づきを参考にしてください。
    親が過保護で過干渉な理由は、子を常に監視下で束縛する事で、親自身が子の行いに対する責任を負わないようする為だったりします。それを親は無自覚です。
    子を束縛するため「言った事だけやりなさい」「言う通りにしなさい」など厳格な言葉が出る一方で、親の理想が高く「言われなくてもやりなさい」など矛盾した指示が散見され、子は不可解なまま怒られ失敗体験を積み自尊心を失い劣等感を抱いたり、疎外感を受けたり、己の行いに罪悪感を抱くようになります。
    その脚本の影響で幼児決断が多く見受けられますが、周囲にそれを理解し助けてくれる人がいない環境に身を置いている場合が多くあります。
    親の機嫌を損ねたとたんに怒られ攻撃され排除されそうになったかと思えば、親から優しく振る舞われ、子にとって不可解です。
    実際は親の理想像に付き合わされてるのであり、外見が幼い期間限定で大人体型に近づく小学校中〜高学年頃からより厳格な扱いを受けるようになったり、子が理想的に育たない事を子のせいにして親が子を責める場合もあります。それでも子は親に依存しなければ生き残れないため後述の生存戦略を見出します。
    その為、親をはじめとした他人を恐れ対人恐怖症になり、恐れが原因で声にコンプレックスを抱いたり、嫌なことを断れなくなったり、被害妄想をしたりするようになります。
    また、失敗を恐れるあまり「まだ子供だし」「学生なんだから」という一方で「もう大人だから」と一貫しない言動をしてしまいます。
    親は自分の教育に問題はなく、教育は学校や塾がするものであり、親自身には問題がないと親が思っている傾向があります。
    女性の場合、自分が女性である事を強調する傾向や、学生時代で一人称がウチになる傾向があります。

  内向的な共感型と物知型は、この後別々の成長期を迎えます。

  共感型の生い立ち
  • 成長期

    なるべく手の掛からない猫のような扱いを親から望まれます。
    一方で過保護にされ、子に危険が及ぶと親が過剰に怒ります。
    子供の喧嘩に親が出ていく場合もあります。

  • 成熟期

    自分が変な事を言って自分が傷つくのを恐れるため、初対面など慣れない相手には自ら話題を中々出しません。
    自己犠牲をして周囲に合わせ自分の普通らしさを死守しつつ、気遣いができる人を演じようとする為、初対面頃は優しく配慮ある大人しい印象を受けます。
    

    環境から疎外や迫害や隔離をされる程の強烈なトラウマ体験をして社会的欲求を失うような経験をした場合は、共感型から物知型へ変わる場合があります。
    例：学校でペアを組めない。または先生とペアを組む。
    例：遠足のグループに混ざれない。
    例：家族の一員に混ざれない。

  物知型の生い立ち
  • 成長期

    親から過干渉にされ事細かな指示をされる犬のような扱いを受けています。
    事細かに指示され従うまで親が怒り続けるため、親や自分の感情を抑制し全ての指示を、親が最低限満足できる水準で効率的に遂行するようになります。一方で指示されていない事までやると効率が落ちるため、言われた事だけをするようになる場合があります。
    親は子に危険が及んでも子が悪いと決めつけたり、助けなかったり、問題解決能力が低く子を助けられなかったりします。
    子が悩んだ際、親に相談しても親が子を責め、教師に相談しても親に話され、他の選択肢は親から奪われていたり、地域的に存在しなかったりして、やがて誰にも相談できず一人で抱え込むようになり限界を超えると病に掛かります。
    親に管理されている間はあらゆる生活を過剰に監視されていたり、あらゆる行動に制限が掛けられていたり、何に挑戦しても親が心配してやる気を削いだりします。

    幼少期に親の影響で構築した脚本により、自尊心が低く失敗を恐れる余り挑戦を恐れ受動的になり、指示待ち人間になりがちです。
    環境を分析し規則性を見つけて振る舞う生存戦略で生き延びてるため理屈っぽい傾向があります。
    本当は学者気質ですが、周囲がその言葉を知らないため職人気質だと言われがちです。

    何事に対しても分析から入ってしまう為、人間の感情を読み取る事が苦手で、自らも無表情になりがちです。
    一方で感情をあらわにした瞬間を親に見られると貶されたり見ものにされ、自分を守るために冷静さに磨きが掛かり「何を考えてるか分からない」等言われるようになります。
    どんな話題に対しても文字通りに読み取ってしまうため周囲から冗談が通じないと思われがちです。自ら冗談を言っても、普段から真面目な発言が多いため冗談を冗談だと周囲へ伝わりません。
    共感型による「感情が無い人」「人の気持ちが分からない人」のような度重なる攻撃に幾度となく耐え忍びながら、周囲の期待に応えるために分析と過大抽出と改善を繰り返しながら生き延び、周囲の法則性を知りたがり、最も効率的に計画する価値観になります。
    効率的に計画する習慣があるため、事前に企てた計画を直前に狂わされると悲しくなります。

    法則性がある能力に長け、冷静に既存の情報を収集したり整理したり分析するのが得意です。
    技術や情報などに長け、それを評価される事が多いので技術者や学者として成果を出しやすい傾向があります。
    技術者の場合はボケを兼ねて、技術や計算で「やってみた」系の悪ふざけをする場合があります。

    好きな物語は主人公が切磋琢磨して成功する学びのある内容です。
    主人公が悩み工夫して行動し着実に成功をつかみ取るものが良いでしょう。
    登場人物に自己投影できなくても問題ありません。

  • 成熟期

    周囲の期待に応えるべく自分に出来る事を黙々と着実に改善しながら遂行します。
    プライベートの会話に対しても文面通り読み取り真面目に分析課題解決を試み、知的好奇心を面白いと感じるので、バラエティやエンターテイメントのような面白い話を期待している人は離れていきます。
    「～だよね」「～でしょ」という会話に対しても「うーん、自分は～」「例外もある」と異見を述べたり「そうなの？」「なぜ？」と話の腰を折る癖があり、話し手は思ったように話せず疲弊する為に離れていきます。
    故に共感型や好感型の感情的な人から誘われる事が少ない傾向があります。それは仲間外れにされてるのでなくて、悲しい事に始めから仲間にされていません。
    そこへ自分の話を聴いてくれる人が現れると長時間話し続ける傾向があります。
    それを知って、安く成果を出したい成果型や、自分と似たような物知型が寄ってくるようになります。
    成果型からは仕事時のみ誘われ、気づいたら物知型の繋がりが多くなっています。
    都市部に住んでいる場合は宗教やマルチビジネスに誘われやすい傾向があります。

    成長期の影響で人間関係が苦手です。
    仕事では成果型が役職についている場合が多いので成果型が物知型を評価しますが、物知型が人間関係を苦手にしている部分が目に見えて悪く評価されがちです。一方で共感型は自己犠牲で協調しているため一見チームワークが良さそうに見えます。
    それを見抜けない場合、または他に指導できる人が居ない場合、成果型が人選を誤り感情的な共感型を教育係に充ててしまう事があります。共感型は成長期に対抗禁止令により完璧主義で過干渉な人格を形成しているため、共感型が物知型を管理する場面が訪れ災難が始まります。
    共感型は距離感がある始めこそ優しそうに見えますが、共有する時間や仕事が増える程本性を表し、高い理想を押し付けようとし、気持ちに添わない反論をするとこじれ、共感型の唱える矛盾や例外に物知型の理解が追いつかず悩み続けて疲弊し病む事もあります。
    悩みについては悩みの気づきを参考にしてください。
    共感型が求める理想に物知型がいくら応じても、隙あらば休む間もなく面倒な仕事を回されます。
    物知型の面倒見役に成果型がついた場合でも、成果型はコスパ重視のため物知型の稼働率を限界まで上げ続け、手柄を奪われて物知型はあまり評価されない場面があります。
    ハイパフォーマンスで可動し続けた物知型は疲弊し病む事もあります。

    人間の感情を読み取る事が苦手なのが幸いに転じて、普通なら多くの人が諦めてしまうような事を継続できます。
    継続については継続の気づきを参考にしてください。
    投げ出してしまいそうな難題を分析課題抽出改善を繰り返し、それを本人は苦と思わず長期間継続し知恵を付けながら成し遂げてしまいます。
    知恵については知恵の気づきを参考にしてください。
    法則性を見出してから化けるため晩成型ですが、コツや法則性を見出すとエンジンが掛かり本人が苦手だと思い込んでいる物事でも、化けたように好成績を高速に連発するようになります。

    親から離れて一人暮らしをすると、幼少期の束縛の反動で自由を重視するようになりします。
    衝動買いはしません。機能性を重視し、納得してから買うので中々物を買いません。
    投資が高め、消費は普通、浪費は低めの傾向があります。

    外交能力を磨くと物知型から成果型へ変わる場合があります。

日頃どんな言葉を使っているか隔たりを見抜く事で、どの型か推測する事ができます。
ここでいう人格とは、言葉に宿るものであり、人に宿るものではありません。
詳しくは交流の気づきを参考にしてください。

殆どの環境では、１～２つの型が殆どを締めます。例えば学会のような環境は、殆どの人が物知型になるでしょう。
環境については環境の気づきを参考にしてください。

しかし全ての型が居合わせる環境があります。それが即売会です。
外交的な成果型と好感型は、即売会を商売になると見込んだ市場として見ます。
売れ筋商品を次々素早く売りさばき次は何を売るか期限を決めて目標立てます。
会話中のリアクション動作で身振り手振り表情が大きくボキャブラリー豊富で相手の話をするのは外交的な成果型と好感型両者の特徴です。
成果型は成人向け商品も扱います。
好感型が成人向け商品は扱う事は、アイドルが結婚発表するくらい珍しいでしょう。
内向的な共感型と物知型は、即売会を自己表現の場所として見ます。
会話中のリアクション動作が少なく、身振り手振り表情が少なく本人がやろうと思っても生理的に抵抗があります。
絵柄に特徴が現れるので、後述の各型の特徴「絵」を参考にしてください。

傾向であり、複数の要素が混ざっている場合があります。

• 感情的

  凄いと思われたいと思っています。

• 理論的

  凄くなりたいと思っています。

• 成果型

  自分で定めた目標を達成したがります。
  目標が勝敗の場合、試合に規則上で負けても自分の内に秘めた目標を達成していれば勝利と考えます。
  コスパ良く賢く成功しようと無意識に言動してしまいます。

• 好感型

  自分が周囲から好印象で目立ちたがります。
  大勢から愛され尊敬されたいとか、早く結果を得たいと無意識に思っています。

• 物知型

  知的好奇心を求めたがります。
  真理、法則、原則、再現、本質を求めて無意識に思考してしまいます。
  自由度を重視しマイペースです。

• 成果型

  中立的に受け流して正論で、然るべき対処を行います。
  相手に考えさせる話し方をしますが、誘導尋問になる場合があります。
  勝負の場合は規定に添う努力と実力で戦います。
  相手を泳がせて証拠を押さえてから逃げられない状態で畳み掛けます。

• 好感型

  主観的に自分が好感を大勢から得られると見込んだ場合は記者会見のように大々的に行います。
  そうでない場合は基本的に回避します。

• 物知型

  規則や法が有る場合はそれに則り、相手を分析し事実を述べ逃げ道を塞ごうします。
  相手の聞く姿勢を配慮せずに長々と具体的に説明してしまう癖がある為、殆ど伝わりません。
  相手が好感型の場合、喧嘩になりません。
  相手が成果型の場合、妥協点に落ち着き、その後も関係が継続します。
  相手が共感型の場合、度重なる矛盾や例外に疲弊し戦線放棄するか敗北します。

各型が謝る際に行う謝り方です。
怒りを買った相手へ謝る際には型に合わせて謝ると効果的です。
相手がどの型か分からない場合は複数の謝り方を組み合わせると良いでしょう。

• 成果型

  相手に与えた損失を対価で清算します。

  「謝るのはいいけど、損失をどうしてくれるの？」と考えます。

• 好感型

  外見や姿勢や声など客観的に見て分かるように謝ります。

  自分が謝ったり謝らまれた事が分かりやすく周知できるようにします。

• 物知型

  経緯や原因や再発防止策や改善策を提案します。

  なぜこうなったのか、次からどうするのかが重要です。
  謝っても謝られても対価を貰っても根本的に解決しないなら無意味だと考えます。

各型が好む絵柄です。
見る場合と描く場合の両方に適応します。

• 成果型

  カジュアル、強さ、流線形などシンプルでカッコイイものを好みます。

  キャラクターへ対しては相手に合わせますが、頭身が高めを好みます。

  一時創作をあまり行いません。
  二次創作は行いますが趣味の範囲です。

  ビジネスライクで商業的な取引をしています。
  締切までに目的に応じた成果物をクライアントの期待以上に仕上げて納品します。

• 好感型

  美人、オシャレ、ナチュラル、フェミニン、エレガントなど美しいものを好みます。

  キャラクターへ対しては相手に合わせますが、頭身が高めを好みます。

  一時創作は商業デビューが視野に入ります。
  二次創作はあまり行いません。

  プライベートやビジネスを問わず、自分が好印象を集められる見せ方をします。
  高速に整った状態で描く事が得意で、ラフであっても公開します。

• 物知型

  グルグル目や棒目やジト目や糸目のように記号的な瞳、太い主線、とても丸い顔のように記号的な顔、シンプルな図形、ベタ塗や色数の少ないアニメ塗りを好みます。

  キャラクターへ対しては頭身は関係なく、シンプルで洗練されたデフォルメの容姿や言動を好みます。

  一時創作は趣味で行う場合が多いようですが、稀に商業デビューが視野に入ります。SFチックで技術的な内容を好みます。
  二次創作も行います。

  絵の最適解を求めて空間やパースを整い具合を強く意識した描き方をしたり、トゥーンのような記号的な描き方をします。

• 感情的

  頑張れと声を掛ける事、話を聴く事、気持ちを支える事が応援に含まれます。

• 理論的

  手を貸す事、脚を動かす事、問題を改善することが応援になります。

• 成果型

  ここぞという場面でものすごい能力で貢献します。

• 好感型

  応援している自分が皆に見える所で精一杯の貢献をします。

• 物知型

  具体的に再現性の高い提案をします。

• 成果型

  相手が成果を出せるように時に叱り、時に励まし、時に課題を与え指示を出します。
  相手が指示通りに動いた場合や、成果を出すと喜びます。

• 好感型

  相手を喜ばせて笑顔にさせる為に、お世辞を言ったり面白い事をしたりします。
  相手が「凄いね」「嬉しいよ」「好きだよ」「偉いよ」と言ってくれると喜びます。

• 物知型

  相手に惜しみなく知恵を提供し、訊かれてない事まで親切丁寧に解説します。
  相手が知恵を活かして輝くようになると喜びます。

共感型しか居ないような環境でも、環境を機能させる為に本来共感型の人が一時的に司令型に成る場合があります。
例えばイラストコミュニティでは司令型のような働きをするのに、未知の交流会のように環境が変わると無口になってしまうならイラストコミュニティが主たる活動拠点と見なされます。
イラストコミュニティは共感型が多いので、その人は高確率で共感型と見込めるでしょう。

• 成果型

  SNS（Line Facebook Instagram）、オフィス、異業種交流会、セミナー、会員制有料コミュニティ（ライオンズクラブ、ロータリークラブ）

  SNSには概ね決まった時間に短時間出現します。発言頻度は低めです。
  基本的に好感のある言葉を使い中立的な振る舞いをします。

• 好感型

  SNS（Youtube Instagram Tiktok Twitter Line）、舞台、スタジオ

  多くの人の目に留まる所で輝く事が大好きです。
  ビジュアルにも自信があり内向的な人々の憧れになります。

• 物知型

  SNS（Twitter）、図書館、技術サイトの質問回答ページ

  SNSでは興味ある物事へ対しての仮説や分析や持論を呟く傾向があります。
  客観的にいろんな角度から物事を見たり、情報整理に慣れています。
  見聞きした話は一旦自分で調べようとしますが情報が操作されている場合は騙されてしまう場合があります。

この項目は逐次更新されます。

• 成果型

  社長、営業、ディレクター、折衝、戦略、資料作成

• 好感型

  個人事業主、アイドル、俳優、声優、歌手、MC、プロモーション、アニメーター、漫画家、テキスタイルデザイナー、添乗員、芸人、キュレーター、学芸員、美容師、キャラクターデザイナー、演奏家

• 物知型

  社長、公務員、弁護士、医師、教師、獣医、薬剤師、祭事運営、管理、設計、建築、運転、開発、投資、デザイナー、プランナー、デバッカー、SEO、司書、撮影、動画編集

• 成果型

  やるべき事とやる気を出すために目標を整理する情報加工に優れています

• 好感型

  冗談を面白おかしく伝える情報加工が優れています

• 物知型

  冗長的で難解な物事を整理して再現する情報加工に優れています

• 成果型

  仕事に適応し自分の励み次第で成果を制御できる見込みがあると輝きます

• 好感型

  良い印象で自分が世間に広く周知される見込みがあると輝きます

• 物知型

  再現性や新発見により世間へ貢献できる見込みがあると輝きます。
  再現性に気づいてから輝き出す事を知らない他の型からは、突然輝き出したように見えて、普段の冷静な雰囲気とのギャップに戸惑い見世物のように冷笑されます。

• 成果型

  成長見込あるなあ
  商売相手になりそう
  役に立ちそう

• 好感型

  皆好きそう！紹介したら私が好印象かも！
  もっと私が輝けるかも！

• 物知型

  勉強になりそう
  為になりそう
  知らない事を学べそう

• 成果型

  積極的プラス思考です。
  リスクの取り方が上手く、リスクを選んで挑戦します。
  いざという時はフルパワーを発揮します。

• 好感型

  積極的プラス思考です。
  リスクを取り達成できるまで実行します。

• 物知型

  消極的±0思考です。
  結果的に得る対価と、リスクと労力を測り、0以上に清算できると見込んだ場合は挑戦します。

• 外交的

  前髪や後ろ髪を短くする傾向があります。
  内向的な人に比べて額を広く見せています。

• 内向的

  前髪や後ろ髪を長くする傾向があります。
  外交的な人に比べて額や目を前髪で隠すようにしています。

• 感情的

  自他の感情に重きを置いた話し方をします。
  解決よりも癒しを求めがちです。
  擬音や引用、共通認識の共感語（「察し」など）を好みます。

• 理論的

  目的や手段など方法に重きを置いた話し方をします。
  根本的な解決が癒しに直結します。
  端的に話します。

• 成果型

  ビジョンや目的や目標や手段などポジティブで前向きな話を好みます。
  自分の成果を上げるものを拡散します。

• 好感型

  変なもの、面白い物の話題で皆を楽しませようとします。
  比喩表現が上手です。
  自分の印象が良くなるものを拡散します。

• 物知型

  何が何故どうしてそう成ったのかを気にして、今後どうしたら改善するか、何に活かせるかを考えます。
  自分の話になると饒舌になります。
  滅多に拡散しません。

• 成果型

  資産価値の高い物を好みます。エコにも気を配ります。
  スッキリとした空間に身を置きます。
  ガジュマルな配色が好きです。

• 好感型

  自分が周囲から高評価される物を皆が見える所に置きます。面白い物を好みます。
  今必要な物が揃っている整頓された空間に身を置きます。
  自分らしい色を決めて配色します。

• 物知型

  機能的で自由度の高い物を好みます。
  必要な時に必要な機能が自由に効率的に使えるように設計して身を置きます。
  色や雰囲気の方向性があり、一貫性のある配色をします。

• 成果型

  自分より劣る人には嫌われても構わないと思っています。
  一方で自分の目的目標を理解してくれる人には正しく評価されたいと思っています。

• 好感型

  誰もが人に嫌われたくない筈だと思っています。

• 物知型

  誤解されたくないと思っています。
  

各型の見抜き方や特徴を押さえたところで、次の例題に挑戦してみましょう
各例題のA～Eさんは何型でしょう？
あえて答えは用意しません。

• A「傷つけられた！
  B「注意喚起のために拡散しよう！
  自分「訳を訊いたの？
  C「言ったら反撃してくるに決まってるから保身を優先して伝えません。
  D「そうそう。言わない優しさってやつ。
• A「動物が話せればいいのに
  B「声帯を進化させばできるかもね
• A「相手がそう思ったらそうなんです！
  B「私はあなたに攻撃されたと思いました
  A「私は攻撃してません！
• 自分「交通の便が良くなる程過疎化が進むらしいね
  A「へぇー（私に関係ないや）
  B「知らなかった！凄いですね（面白くなさそう）
  C「たしかにー！（有意義な話かな？興味あるな）
  D「なんで？（そんな法則性が？興味ある！）
• 自分「御社のマスコットキャラクターを借りても良いですか？
  A「見返りは？
  B「なぜ？
  C「何をする為？
  D「いいね！その様子を対談配信しよう
• A「メンションじゃ駄目！　リプライで返して！
  自分「わかりました。
  A「この仕事お願い！
  自分「終わりました。
  A「（メンション）
• 自分「この料理に挑戦してみませんか？
  A（完成した美味しい料理をどれくらい早く安く食べれて自分がどれほど喜べるだろう）
  B（料理を完成させる調理手順、器具、材料、手段、効果は何だろう）
  C（完成した料理をどんな人へ届けてその後どうするんだろう）
  D（料理のどの段階、要素で自分が輝けるかな）
• 自分「ここは○○ですか？
  A「違います！
  B「何処へ行きたいの？
  C「それならあっちですよ。
  D「なぜそれを聞くの？
  E「あはは！よく間違われるんですよね

1～５の中から適切な回答を考えてください。
あえて答えは用意しません。

• 自分の企画を通したいので言い方を工夫しましょう。
  相手は成果型です。
  1「きっと売上が出るので、この企画をやりたいです。○○さんをフォローして成功させます。
  2「こんな企画考えたんですけど面白くないですか？
  3「○○さんもやりたいそうです。やったら成長すると思います。○○さんの為にやりたいです。
• 贈り物を考えましょう。
  相手は物知型です。
  1「話題の面白い小物を贈ろう。
  2「相手が好きなスイーツを贈ろう。
  3「省スペースで機能的な道具を贈ろう。
• 変な小物を紹介している相手に声を掛けましょう。
  相手は好感型です。
  1「へえー、いいね。
  2「どこで買ったの？何に使うの？
  3「それいくら？
  4「凄い！なにそれ！
• 失敗し続けてる人に声を掛けましょう。
  相手が何型か分かりません。
  1「またバカやってる。前も失敗してたよね。
  2「他でも失敗したらしいね。諦めたら？
  3「よく分かんない事しないで。あんた間違っている。
  4「目ざわりだからやめてください。自分達が正しいんです。
  5「前より上手く行ったのは何？頑張ってるね。

人を評価する際に見る所は外見と言動になります。
そのため、外見と習慣的な言動が変わると他者から人が変わったと評価されるようになります。
外見についてはメラビアンの法則が影響します。メラビアンの法則については友好の気づきを参考にしてください。
言動を無意識レベルまで変えるには身を置く環境が重要になります。
環境については環境の気づきを参考にしてください。

いま身を置いているのは似た思考や言葉の類友に囲まれた環境の筈です。
そして相手は自分の鏡、自分を知るには身近な友達を数人挙げるというのは道理です。
そのような環境は、とても居心地が良くて抜け出しにくい傾向があります。

目標の型を決めて、人格を増減させる事で変わる事が出来ます。
例えば、物知型は理論が人格が強く自由な人格が弱いですね。
自由な人格と順応な人格を強くすれば好感型へ近づく事ができます。
人格は言葉に宿るという考え方ですので、下記の図のような言葉を意識して使うと良いでしょう。
この図は交流の気づきで詳細に解説しています。

自由な人格の例で言えば「わあ」「やったー！」などです。
物知型の口から出てくるような言葉ではありません。
それを習慣的に言えば客観的に変わったと判断されます。
習慣化するには下記の図ような段階を踏むと良いでしょう。
この図は環境の気づきで詳細に解説しています。

環境を変える事で、数か月単位で徐々に習慣化されていきます。
環境に身を置くだけでも自分が発する言葉に影響しますが、より効率的に習得したい場合は語彙力の気づきを参考にしてください。

環境の見つけ方が分からない場合は友達作りの気づきを参考にしてください。

環境を変えた後に長い付き合いをするには、相手に快く話して貰う必要があります。
芸人のように面白い話をする必要はなく、相手にとって良い聴き手として振舞うと良いでしょう。
聴き方には王道があります。他にも外交的な人の話し方を参考にしてください。

聴くとは、感情的な人が相手の場合は共感する事。理論的な人が相手の場合は共に考える事です。
上の図は交流の気づきにも載っています。

肯定と共感は、相槌が応用できます。
相槌について具体的には友好の気づきを参考にしてください。

まずは相手が共感型である前提から接して、徐々に対応を変えていきましょう。
具体的には友好の気づきを参考にしてください。

ここまで努力しても貴方を攻撃してくる人はいます。
その相手は幼少期にやむなく身を置いた環境で親から辛い体験を受け続けた結果の今なのです。
それを理解し受け入れ、助けた相手に攻撃される事も有ると悟ったうえで、それでも手を差し伸べられるように励みましょう。