環境の気づき

働き者や人気者や、勉強家や情熱家とか、色々な人が居るよね。
ああいう違いはどうやってできるんだろう?
それは環境の違いだな。
実は環境が最終的に収入に影響するんだ。
その流れがこの図だ。
どうしてそうなるのか、1つ1つ紹介しよう。
  1. 環境

    環境とは2人以上の場所です。
    家族、職場、学校、ネット等いろいろな場所が該当します。
    自分を含める場合を連想しやすいですが、自分を含めなくても環境の定義は成立します。

    環境の中に環境がある場合もあります。
    国も環境であり、学校や職場も環境であり、友人関係も環境です。
    もっとも馴染みがあるのは友人関係のつるみでしょう。

    環境を構成する2人以上のうち、1人以上に役割として親が存在し、先導して環境を構築します。
    この親については自我の気づきを参考にしてください。

  2. 思考

    その環境に属する人に影響される考え方です。
    共に過ごして話を聴いているうちに自らの考え方に影響を与えます。
    自分軸が弱いと真偽を確かめられず鵜呑みにしたり価値観に影響します。
    その環境の人が、自分達の基準を常識として教え込み、それが世界の普通だと信じるようになります。

  3. 言葉

    その環境に属する人々の思考に影響されて自らの言葉が変わります。
    綺麗な言葉を使う人に囲まれる場合と、汚い言葉を使う人に囲まれる場合で大きな差が現れます。
    投資家や社長のような人達がどんな言葉を使うか考えてみましょう。

    普段から悪口や汚い言葉を使う人と共に過ごせば、思考が似て自分も汚い言葉を使い、似たような言葉を使う人が自分に寄って集まるようになります。
    言葉が似ているなら思考も似ているので価値観も近く、居心地が良いのです。
    逆に普段から綺麗な言葉を使う人や頑張ってる人と共に行動すれば、似たようなものを見て買って考えて思考や価値観が変わり、そのような人が自分に寄って力を貸してくれるようになります。
    頑張っている人は、頑張っている人が好きです。

  4. 行動

    思考や発言は行動へ影響を与え、慈善行動から攻撃まであらゆる行いへ影響します。

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    環境と協調し集団になると正義感が芽生えるので、たびたび歴史上で利用されます。
    例えば戦では、自分達が正義で正しく、敵国は自分勝手で悪い奴だと民衆や兵士に吹き込み、怒りを誘発して攻撃力へ応用します。
    自分で調べようとせず鵜呑みにしたり、情報操作され全体が見えていない人達は騙されてしまいます。

  5. 習慣、人格

    行動を起こすと成功か失敗を得て、人は成功を求めて行動を繰り返す事で習慣になります。
    やがて「ああ言ったら、こう返答される」「ああしたら、こうなる」というパターンを習得し、環境への適応が進み、その適応解を常識と認識します。
    この適応解は環境によって解が異なります。国によって常識が違うのはこれで説明ができます。
    また、環境への適応をここでは洗脳と呼び、より効率的に環境へ最適化した状態を洗脳済と呼びます。

    習慣は人格へ影響し、周囲からの視線も変わります。
    例えば普段から食って寝て過ごす習慣の青年が、ある火事に飛び込み少女を助けたから今後毎日英雄かと言うと、数週間後には食って寝る習慣に戻ります。
    普段から陰口をしたり人を貶す人はそういう人格で、普段から運動したり褒めたりする人はそういう人格です。

    つまり普段使う言葉習慣や行動習慣が周囲から人格として評価されます。
    この辺りがしっかりと自律できていると、一見自分に非があるように見えるような有事の場合でも、周囲の支持や協力を得る事ができます。

  6. 約束、責任

    習慣を継続すると、習慣行動による成功実績を根拠に約束をできるようになります。
    約束を守る習慣が根付くと、それは責任感として評価されるようになります。

  7. 自信、信用

    約束や責任は、継続すると信用へ変わります。
    例えばランニングなら、3km走ろうと自分に約束して走り切れば、その成功実績は次も3km走り切れる自信へ繋がります。
    例えば他人へ10km走ると約束して成し遂げたなら、その成功実績は他信へ繋がります。
    この自信や他信は、信頼へ影響します。

  8. 信頼

    いつも成し遂げている安心感を根拠に、自信のあるあなたを頼って他人が頼み事をするようになります。
    頼られる側が事前に約束事を決めて遂行し、期待以上の結果を出すと更に良い今後へ影響します。

  9. お金

    信頼のあるあなたを頼って報酬としてお金を支払う人が現れるようになります。
    同じサービスでも手間や品質によって金額が異なり、問われたら説明責任を全うする必要があります。

    ネイルサロンに例えた場合、安価なサロンの窓口は作業的に、管理も最低限で、施術も材料や手間を押さえます。
    高価だと窓口の気遣いがよく、管理も丁寧で、個人に向き合う時間やサービスの提供量が違います。
    サービス詳細や価格の提示によって「そのくらいの期待に応えます」という宣言を行い、期待以上の価値を提供して信用を勝ちとります。
    ここでいう価値とは、サービス受領者の問題を改善する内容を指します。例えば爪を綺麗にしたい問題をネイルによって改善する行いが価値です。

    お金の本質は信用です。なので、信用をお金へ両替する事ができます。
    会社のランチ決済で持ち合わせが足りず、居合わせた社員からお金を借りる事が出来るのは「会社務めによる収入があり現実的に返済可能な金額である事」「明日以降も出社するので返済を促せる事」「会社に属してる限り逃げられない事」などの理由で、お金の回収が見込めると信じているからです。
    銀行からお金を借りる場合も似たような考え方になります。

    せっかくなので、お金の役割を3つ紹介します。

    1. 保管

      物々交換の場合、魚や野菜等は交渉相手へ届ける道中で腐ってしまいます。
      腐るという事は品質が下がるという事なので、つまり時間と同時に価値も下がる事になります。

      お金の登場によりこの問題が解決しました。
      1000円のお金は時間が経っても1000円の価値を保ちます。

    2. 尺度

      品物の価値を数値化できるようになりました。
      大きい10円の商品と、小さな1000円の商品は、後者が高価だと分かるようになりました。
      例えば500円のカボチャと、20万円の指輪なら、指輪のほうが高価です。
      金額表示がない場合、指輪の価値が分からない人にはカボチャが高価に見えます。

    3. 交換

      お金の保管と尺度の意味を、環境に属する全員が理解した事で、物々交換の選択肢にお金が登場しました。
      野菜とお金を交換したり、魚とお金を交換できるようになりました。

  10. まとめ

    何か失敗してしまったAさんに声を掛けた人は、言った後に自分がどんな思いをする未来を描いているでしょうか?

    Bさん、Cさん、DさんEさんのうち、尊敬できるのは誰ですか?
    また、尊敬できないのは誰でしょうか?

    環境からお金までの流れを理解しました。
    いま自分を取り巻く人はどんな人達で、既に自分はどんな影響を受けたでしょうか?

    自分が理想としている素敵な人は、どんな環境で、どんな所にいて、どんな話を好み、どんな言葉を使ってるか。
    それと同等な会話が、今の自分はできるか。
    その為に自分なら、どんな言葉を使う人達の環境に身を置くか考えてみましょう。

ふむふむ、なるほど……。
囲まれる人によって大きな影響があるんだね。
そうだな。
頑張り屋には頑張り屋が多く寄って来るようになるし、陰口が好きな人には陰口好きが寄って来るようになる。
自分が身を置く環境で自分の言葉が変わり、自分が使う言葉が似たような言葉を使う人を寄せ付けるんだ。
普段の言葉遣いにも気をつけないとね。
自分を律していかないとな。
まずは自分で言った事はやる事から始めてみよう。
走ると宣言して走ってみるとか、その発信を習慣にしてみるとか、やってみるといいかもな。
記載の内容はご自身でもお調べになり、ご納得されたうえでご利用ください。

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