あれって何が原因なの?
脚本と呼んだりするぞ。詳しく紹介しよう。
- 前提
- 人生脚本
子が3歳頃までに身を置く環境によって、演じ役の設定が行われ、脚本を自ら書き始めます。
そして無意識に脚本通りの人生を送っているという考え方です。
脚本は表情、言動、声にも影響します。周囲に応援され、愛され、褒められ、肯定される環境に身を置いたなら、それに応えるような脚本を演じます。
周囲に心配され、貶され、怒られ、否定される環境に身を置いたなら、やはりそれに応えるような脚本を演じます。脚本の全体像を先に紹介します。出てくる単語は、それぞれ後で紹介します。
親から不合理なメッセージや歪んだ愛を受けた場合は、敗者の脚本へ繋がりやすい傾向があります。
厳格の人格が高い親に育てられた人は無自覚に敗者の脚本を演じてしまうでしょう。では脚本はどのようにして出来るのでしょうか。
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お名前.com - 脚本が出来る過程の例
- 無意識に親の価値観、考え方、習慣、態度、心理、行動を模倣する
- 時代の文化、伝統などによって習慣化する
- 親を含む目上の人の言動に反発する
- トラウマを経験し強い感情で習慣化する
下記に親を模倣する例を紹介します。
親から与えられる言葉により、子の人格に影響が及びました。
この時点で子は「親とはこういうものだ」と認識しています。
いずれ子に親の人格を使う場面が訪れる時、既知の親を模倣する事でしょう。親から言われた後のパターンを学習したり、親同士の交流を考察し、子なりの最適解を見つけました。
この最適解が幼児決断となり、今後の子の生き方に影響します。さらに親から子へ掛けられる言葉を聞いたり、親を参考にした結果、厳格な人格、親切な人格、従順な人格にも影響します。
子は親に似ると言うのはこの現象からも来ています。この流れは環境の気づきにも繋がっていきます。
脚本が出来る流れを知った所で、次は脚本の用語を詳しく紹介しましょう。
- 禁止令
親の「〇〇しなさい」という指示が、子へ「〇〇してはダメ」と伝わる場合があります。
「いま行っている事をしてはダメ」「今のままではダメ」その様に伝わってしまうのです。
これを禁止令といいます。
親の理想が高いほど、子への束縛が強くなります。禁止令が発生する場面は、子が親の顔色を伺った瞬間に発生します。
例えば子供の行動に対して親が躾という体裁で否定したり攻撃をするような場面や、子供の行動に対して親が喜んだり無意識な本音を発するような場面です。禁止令はストッパーにより構成され、親から言動的または非言語的に伝えられます。
下記にストッパーの例を紹介しましょう。- 存在するな
望まない時期に子どもが生まれてしまった、幼少期に知人や施設を転々とした等の理由で与えられてしまいます。 例えば「早く自立して」「皆の面倒を見て」と期待されながらも「迷惑だ」「嫌になる」「嫌なら出ていけ」「居なければ良いのに」と言われ続けることがあります。 そうした子が「自分は邪魔だ」等と感じて自殺願望を抱く場合もあります。
- 男(女)であるな
男(女)の子が欲しかったのに違う方が産まれてしまったり、子の態度を見て「男(女)の子みたい」と親が与える場合です。
性同一性の迷いに影響があります。 - 幼くあるな
弟や妹の世話を期待する親、幼さを悪とする親、早く自分を楽にして欲しい親から与えられてしまいます。
本来子供らしく生きる筈の期間を背伸びして大人らしく生きる習慣が影響し、子は大人になってからも背伸びしすぎ、自由に人生を楽しめなくなります。 - 成長するな
子が子供のままで居て欲しいと親が願うことで与えられてしいます。
子は大人になっても自分で決断するのが苦手になってしまいます。末っ子が受けやすい影響です。 - 成功するな
子の挑戦に嫉妬する親から与えられてしまいます。
親が幼い頃に出来なかった体験を子が体験しそうになると親が嫉妬します。子はその嫉妬を感じとります。
子が大人になってから成功しそうになると子がパニックに陥る場合があります。 - 何もするな
子を心配するのが美徳だと思う親から与えられてしまいます。
子が何かやろうと主体性を持つと、親が何でも心配して失敗を恐れます。
その影響で子は心配する親を見てやる気を失ってしまいます。
子が大人になってから自分の考えを持つ事が苦手になってしまいます。 - 重要であるな
子に拒否的な親から与えられてしまいます。
子の意思や行いを、親が思い通りに操るべく子の意見を拒否子の活動を妨げ、親が自分の活動を優先します。
「人(親)に親切にしなさい」は「自分(子)を優先するな」という指示になります。
他人を優先した方が安全だと幼児決断し、子が大人になってから劣等感に悩むようになります。 - 所属するな
「他の子より劣っている」「バカ息子(娘)」と親から我が子ではないような扱いを受けたり、「あの子と仲良くしちゃダメ」「この子は人見知りだから」と親が友達を選んだり、親が子を代弁したりするような場面で与えられてしまいます。
子が大人になってから他人と親密になるのを避けるようになります。 - 信用するな
親が約束を破ったり、親から「他人を信用するな」と言われて育ったり、親が自分の時間を重視する目的で子に娯楽(ゲーム、動画、漫画、アニメなど)を与え育児に手を掛けず子供を放置する親から与えられてしまいます。
子は人に関わらない方が安全と幼児決断し、愛と信頼の気持ちを素直に表現できなくなります。 - 健康であるな
幼い頃に病弱だった子によく見られ、病気の子を優先するあまり健康な子の世話をしない親から与えられてしまいます。
病気の時だけ好きなだけ食べれた人や、子をよそに親が体の弱い人の面倒ばかり見ていたり、子が病の時だけ看病で相手してくれたりする事で病気でいた方がいいと幼児決断をして、子が大人になっても病気だから 面倒見て欲しいという気持ちを抱きます。
例えばプレッシャーを感じると発作が出たります。 - 考えるな
子に過干渉な親から与えられてしまいます。
日頃から「手伝いなさい」「勉強しなさい」などと指示し、子が自ら考えなければならない場面で放り出し待ちきれずに「早くしなさい」「これにしなさい」と指示します。
「ああしなさい」「こうしなさい」と指示し「貸しなさい」「やってあげる」など親が嬉しそうにやります。
子は怒られないよう最小限の手伝いや勉強で済ませ、親が答えを出すのを待つようになります。
例えば子供服を選ぶ場面で親が子に服を選ばせて待ちきれない親が服を選び、子が大人になってからファッションセンスにコンプレックスを抱くようになったりします。子を極度に操作する親からも与えられてしまいます。極度に操作する人をコントロールフリークとも言います。
子が反論した際に、親が「子供なんだから言う事を聞け」と押さえつけたりします。子は順応し「言われた事だけしよう」と幼児決断し、子が大人になってから困難が訪れた際に考えられなくなります。
- 感じるな
感情を抑え込もうとする親から与えられてしまいます。
厳格な親に「泣くな」「我慢しろ」「休むな」と言われたり、子が感情を表す様子を見て馬鹿にしたり笑ったりすると、子は「感じたことを言ってはいけない」「こう感じてはいけない」と幼児決断し 感じること自体を抑圧してしまい感情表現が下手だったり、自分の感情に 無頓着な大人になってしまい失感情症などに影響します。
上記で紹介したのは一例です。
禁止令は多くのパターンがあります。 - 対抗禁止令
禁止令は「〇〇してはダメ」「〇〇するな」「〇〇しないで」なのに対し、拮抗禁止令は「〇〇しなさい」「〇〇しろ」「〇〇やれ」という親から言葉で伝えられる拘束的な指示です。
親の期待や願望など高い理想が根底にあります。拮抗禁止令は言い換えれば禁止令に転じます。逆に禁止令を言い換えれば対抗禁止令に転じます。
子の受け取り方によって禁止令にも対抗禁止令にもなり得ます。対抗禁止令はドライバーによって構成されます。
代表的なドライバーは下記の5つになります。- 完全であれ
期待に応えられないと惨めに思い、焦ったり、気落ちしたり、うろたえたりします。
他人にも完全を求めがちです。- キーワード
「前も言ったけど」
「できれば」
「つまり〇〇でしょ」
- 内心
「まだ完璧じゃない。完璧になるまで続けよう」
「完璧になってから見せよう」
「完璧じゃないものを見せたら怒られる」
「言われるまで何もしないのが安全だ」
「言われた事だけして完璧に見せよう」
「何かしてる事が見つかったら怒られそうだ」
「手伝ったら完璧にしなければ。手伝わない方が楽だ」 - 対抗禁止令に転じる禁止令
何かしてはダメ
そのままではダメ
やり遂げてはダメ
これで満足してはダメ - 現れる行動
石橋を叩いても渡らない
見栄を張る
片付けが苦手
始末が悪い
時間に遅れる
引き延ばす
- 強くあれ
自分の感情や行動は、外的要因だと考えています。
喜怒哀楽を出さず何を考えているのか分からないと言われがちですが、実は厳しく自分を戒めています。- キーワード
「あなたが私を不快にするんです」
「楽しかったですね」
のように感情を言葉で淡々と表す - 内心
「痛みなんて感じないように振舞おう」
「感じた事を言ったらバカにされるから黙っていよう」
「嫌な事を我慢をするのが正解だ」
「弱みを見せたらバカにされる」
「弱みや失敗は隠そう」 - 対抗禁止令に転じる禁止令
感情を見せてはダメ
感じたことを口に出してはダメ
弱みを見せてはダメ
泣いてはダメ
痛がってはダメ
我慢しなきゃダメ - 現れる行動
情感がない
何を感じているのかわからない
極端に我慢する
親切をむげに断る
心を開かない
友達が出来ない
- 努力せよ
努力する過程が大事なので結果は重要視していないようです。
考える時間を要するので答え方が遅い傾向にあります。- キーワード
「〇〇してみます」
「努力します」 - 内心
「終わってはいけない」
「努力に意味がある」
「苦しんでこそ意味がある」
「気を抜いたら終わってしまう」
「頑張り続けよう」 - 対抗禁止令に転じる禁止令
満足してはダメ
楽しんではダメ
力を抜いてはダメ - 現れる行動
高い理想で自他を苦しめる
何事も耐える
肩こりがひどい
歯ぎしりをする
- 喜ばせよ
気分を上げてから落とす言い方をする。
他人に目を気にして承認を得るために行動するので自分を不自由にしてしまう。
いつも他人の承諾が必要。拒否されるのが怖い。- キーワード
「嬉しい。でも要らない」
「近所に住んでるよ。彼氏と一緒に」 - 内心
「他人が最優先」
「自分の事は最後でいい」 - 対抗禁止令に転じる禁止令
自分を人より優先してはダメ
自分の要求を言ってはダメ
自分を大切にしてはダメ - 現れる行動
出来ない、無理だと言わない
自己犠牲
自分を卑下する
八方美人
自分の欲求に気がつかない
- 急げ
何かしていないと落ち着かない。
先を読んで行動するが考えが浅く中途半端になりがち。- キーワード
「早く」
「テキパキと」
「要領よく」 - 内心
「あれもこれもしなきゃ」
「早く食事を終えなきゃ」
「休憩中に用事を済ませよう」 - 対抗禁止令に転じる禁止令
ゆっくりしてはダメ
味わってはダメ
休んではダメ
何もしないのはダメ - 現れる行動
何かしていないと落ち着かない
早食い
かまずに飲み込む
そそっかしい
予定を細かく詰め込む
- ストローク
禁止令や対抗禁止令など、多くのメッセージはストロークによって与えられます。
ストロークとは精神的な意味をもつ言動です。気づくと自分と親が発するストロークが近かったりします。
望まないストロークを発している場合は意識して使い方お変えましょう。-
基本的構え
幼少期に受けたストロークが基になって自他への態度が隔たります。
自他ともに許容できると良いでしょう。 -
種類
肯定のストロークを発信すると好印象です。
スキンシップは出来ない場面があるので、先ずは肯定的で言語敵なストロークを発信しましょう。 -
与え方
ストロークを発する為の条件有無を図にしたものです。
無条件で相手を承認すると良いでしょう。
-
- 小脚本
日常に影響するパターンです。NG小脚本、OK小脚本の2種類があります。
小脚本を正しくはミニスクリプト(ミニ脚本)と言いますが、ここでは小脚本と言います。NG小脚本は、拮抗禁止令「〇〇しなさい」と禁止令「〇〇するな」で構成され敗者の脚本に影響します。
敗者の脚本から抜けるには自らに掛かっている拮抗禁止令や禁止令に自覚し、自ら許しを与えてOK小脚本へ変える事から始めます。下記にNG小脚本の例を紹介します。
例えばせっかちな人は対抗禁止令「急げ」が効いています。
「急いでいればOK」な日常を過ごしてますが、急げない場合もあります。
この人は禁止令「休んではダメ」を身につけ、対抗禁止令「急げ」を実現できなかった自分を抑圧します。
すると反抗心「忙しいんだ」が現れます。この時、反抗の人格に影響します。
そして最終的に結末感情「どうにでもなれ」を抱きます。
時間がたつとまた「急げ」という対抗禁止令に駆り立てられ、NG小脚本を繰り返します。
反抗心の項目に記載あるラケット感情については後述します。しかし「急げ」という対抗禁止令に、許し「マイペースでいい」を与えると、 禁止令「休んではダメ」が「マイペースで程よく休んだ方が気楽に進める」という自主性(ゴーワー)に変化し、成功体験(ワウワー)を得ます。
成功体験が新たな許しを連鎖し、いずれ対抗禁止令を克服します。下記は許しを与えたOK小脚本の例です。
このように自分の対抗禁止令を自覚し、自ら許しを与えOK小脚本へ徐々に変えれば、敗者の脚本から抜けることができます。
ラケット感情無意識に偽った感情です。不快な感情である特徴を持ちます。
ここでは反抗心として登場しています。
例を下記に紹介します。- バカにされた
親「何この結果。あんたバカ?
子「ごめんなさい
↑真の感情 恐怖、悲しみ
親「もっと勉強しなさい!遊び道具は没収!
↑子は束縛を受け不快なストロークを得た次の機会――
親「何この結果。あんた本当にバカなの?
子「そんな事言ったって大変なんだもん!
↑偽の感情 怒り※ラケット感情
親「あっそう、でもしっかり勉強しなさい!
子(前より相手してくれた!
↑子は快いストロークを得たこの状況の子にとっては――
謝るより反抗した方が嬉しいので「悲しい」を「怒り」で偽る習慣がついてしまいました。 - 失敗した
親「あんたは何をやっても失敗ばかりなんだから!
子「ごめんなさい
↑真の感情 悲しみ
親「前もそうだったよね?
↑子は不快なストロークを得た次の機会――
親「また失敗したの? 本当に出来ない子!
子「本当に私って出来ない子だよね
↑偽の感情 自己卑下※ラケット感情
親「本当にね
子(怒られずに済んだ!
↑子は快いストロークを得たこの状況の子にとっては――
謝るより嫌悪した方が嬉しいので「悲しい」を「卑下」で偽る習慣がついてしまいました。 - 仲間外れにされた
親「ああ忙しい、忙しい
子「退屈だよ、暇だよ。ねえ遊んで。
↑真の感情 寂しい、悲しい
親「静かにしなさい
↑子は構って貰えず不快なストロークを得た次の機会――
親「ああ忙しい、忙しい
子「あーもう!!!
↑偽の感情 怒り※ラケット感情
親「親に従わなきゃダメ!
子(相手してくれた!
↑子は前より構って貰えて快いストロークを得たこの状況の子にとっては――
無視より怒られるほうが嬉しいので「悲しい」を「怒り」で偽る習慣がついてしまいました。 - 恐れた
怖い出来事があった――
子「怖い!
↑真の感情 恐怖
親「怖がるな!強くあれ!次の機会で怖い出来事があった――
子「アハハ……
↑偽の感情 平気、怒り※ラケット感情
親「怯えないなんて偉いね
子(褒められた!
↑子は快いストロークを得たこの状況の子にとっては――
怖がるより我慢したほうが嬉しいので「恐怖」を「喜び」で偽る習慣がついてしまいました。
許し許しはアロワーによって構成されます。
一般的には「グレーゾーン」「グラデーション」「0と100の中間」と呼ばれたりもします。 アロワーの例を下記に紹介します。- 「適当でよい」「いい加減でよい」
禁止令「手を抜くな」
対抗禁止令「完全であれ」
常に完全でないといられないので、などの気持ちにもっていく。 - 「弱みがあって良い」
禁止令「弱くあるな」
対抗禁止令「強くあれ」
感情の抑圧、冷静さを強調されているので、オープンになって感情を表してもいいという許可を与える。 - 「これでもいい」
禁止令「手を抜くな」
対抗禁止令「努力せよ」
まだダメ、まだダメという声がかかっているので、「最後までこのままでいい」という捉えかたをしていく。 - 「自分で決めてよい」
禁止令「幼くあるな」
対抗禁止令「喜ばせよ」
相手の言う通りになることを強要しているので、という許可を自分自身に与える。 - 「マイペースでいい」
禁止令「休むな」
対抗禁止令「急げ」
今すぐ急いですることを指示されているので、と自分自身に声をかけ、のんびり生活するようにする。
禁止令「幼くあるな」は幅広い効果をもたらします。
これは自我のうち"子が想像する親"が子へ与えていると考えられます。禁止令や対抗禁止令を与える親と生活を共にしている場合は、許しを自ら与えても親が上書きする可能性があります。
一人暮らしを始めて環境を別にした方が良いでしょう。 - 再決断療法
自分の心には、自覚部と無自覚部があります。
その時の感覚や体験を基に、気づき自覚し修正を試みて改善します。無自覚の例として動画を挙げましょう。
動画のように高速に変化する絵を人は動いていると感じる為、無自覚な状態では「絵は動いている」と思います。
ご存知の通り実際には「静止画が高速に切り替わる」のが動画です。
この仕組みに気づく事が自覚です。
自覚すれば改善できる可能性があります。動画の例で言えば、次の静止画を変えれば未来を変える事が可能です。しかし感覚が基になっている場合は自覚して改善する事は困難です。
体験に基づけば自覚して改善しやすくなります。禁酒できない例を挙げましょう。
飲酒は飲みすぎると健康を害す事が知られています。
よって感覚的に禁酒に挑戦しますが、失敗する例が多くあります。
現時点の健康に問題ないと感じているので、依存に負けてしまうのです。
しかし飲酒が原因で命が危うい体験をした場合は、真摯に禁酒に取り組み改善しやすくなります。
ですが命が危うい体験は中々得られるものではありません。このような体験を得にくい場合は、感覚を基に自ずとその選択をしている自覚をする方法をとります。
その為に自分が責任転嫁している「本音は行動に出る」という事に気づきます。
禁酒の例なら「飲酒をやめられない」という言い方を「私が飲酒をやめない」と変えることで、その言動に責任感を持ちやすくなります。
すると「自ら望んで禁酒していない」と気づきやすくなり、改善の選択肢を選びやすくなります。
自分の脚本は自分が選択していると自覚し、より改善できる選択をする事で人生を少しずつ良くしていきます。 - 勝者の脚本へ進む流れ
脚本に気づき、小脚本や再決断療法によって敗者の脚本から勝者の脚本へ進む脚本の書き変えについて説明してきました。
下記のような流れになります。月単位、年単位で少しずつ変化する物ですが、意識し続けて後から振り返ると変わった自分に気づく事でしょう。
自分の脚本を書き換えると生き方が変わるんだね。
少しずつ改善していこう。