たまに話がこじれる事があるけど、あれってどうして?
話がこじれる時にはパターンがあるぞ。
今回はそのパターンを紹介しよう。
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前提
この先のお話は予め自我の気づきと交流の気づきを読み終えておくと理解しやすくなります。
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役割
こじれる話には無意識に役割分担が出来ています。
下記のような役割が存在します。
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迫害役
厳格や反抗の人格で、カモを攻撃する役です。
仕掛人になりがちです。
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犠牲役
迫害役から攻撃を受ける役です。
カモになっている間は順応な人格です。
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救済役
場を落ち着かせようと、迫害役や犠牲役をなだめる役です。
話がこじれる時にはパターンがあります。
以下に説明する役割交代を境にこじれます。
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仕掛け
仕掛人によるネガティブなストローク(心理的影響ある言動)にカモが動じると、こじれが始まります。
仕掛人は無意識に行っている事があります。
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相補的交流
表面上はやりとりが進んでいますが、どことなくギクシャクしています。
この時の態度と気持ちは一致せず、嫌な感情を伴います。
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交叉的交流
犠牲役か救済役が役割交代を起こし、迫害役になります。
この場の関係者の問題解決能力が足りない為、怒りによって解決を試みます。
この時、迫害役になるのは感情的な人です。
一方が感情的な場合にこじれやすくなります。
両者が感情的な場合は察し合う事が多く、両者が理論的な場合は建設的に話が進みます。
怒りについては怒りの気づきを参考にしてください。
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混乱
本格的にこじれ、仕掛人やカモの同期が垣間見えます。
勘の良い人は何となく検討が尽きますが、被害を恐れて仲裁に入る事は僅かです。
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結末
2人以上が被害役と迫害役を交代し、炎上します。
最終的に感情的な人が最後に攻撃的な一言を放った後、逃げたり遮断したりして問題を放棄し、怒りを清算します。
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こじれの例1
犠牲役だった部下が、途中で上司を攻撃し、部下が迫害役になる事で、役割交代が起きました。
上司がギリギリの理由を問う前に、部下の抱えている業務を詳しく聴く。
または部下が抱えている業務を提示し、優先度を上司に相談するなどの回避策があります。
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こじれの例2
救済役だった母が、途中で父を攻撃し、母が迫害役になる事で、役割交代が起きました。
子が伸び悩む課題抽出と改善案模索に両親が向き合う回避策があります。
ふむふむ、なるほど……。
役割交代が起きる時が要点なんだね。
一方が感情的だとこじれやすい傾向があるぞ。
被害を盾に攻撃するパターンは要注意だ。