ストレスを受けたままで居ると心身に影響して苦しいよな。
今回はストレスの受け方の改善について紹介しよう。
ストレス耐性とフィルターを養うと良い
ストレスの負荷を軽くするには、後述のストレス耐性とフィルターを養うと良いでしょう。
ストレス耐性
ストレスをどれくらい処理したり耐えられるかを指します。
悪いストレスが溜まると…
ストレスの負荷が大きいとストレス耐性が限界を超え、心身に症状が出ます。
その症状は意欲低下、攻撃性、自信喪失、体調不良、睡眠不足、心の余裕が低下する、配慮不足など様々です。
ストレスを受けるまでの過程
次にストレスを感じるまでの過程を紹介します。
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フィルターを変えればストレス反応が変わる
ストレッサーへ応じるフィルターがストレス反応へ影響する事が分かりました。
ストレッサーをどう解釈するか、考え方を養う事でフィルターは改善する事が出来ます。
解釈については思考の気づきを参照してください。
機嫌も影響する
心状は、不機嫌・普通・ご機嫌・上機嫌に分けられます。
ご機嫌や上機嫌であればストレス耐性が高くなり、不機嫌であればストレス耐性は低くなります。
すると可能な限り上機嫌を保てる状態が理想です。
そのため自身で内的要因による悦びを得られる仕組み作りに効果を既知出来ます。
その仕組み作りについては後述のストレス耐性の高め方を参考にしてください。
ストレス耐性6要素
ストレス耐性を構成する要素を紹介します。
この要素を鍛えるとストレス耐性を高めることができるでしょう。
器
ストレスを受け止める精神的容量です。
器の大きさは許容範囲の広さと比例し、且つストレス反応の出やすさと比例します。
器が小さいと、些細な事もストレスになり心身に影響を起こします。
処理
ストレッサーを小さくする能力です。
処理能力が高いと、問題発生時に冷静に対応できます。
深呼吸をしたり安心できる人に相談すると改善できる場合があります。
感知
ある事象をストレスとして感じるか否かを決める能力です。
同じ事象でもストレスと考えてしまうか、仕方がないと割り切ってストレスに感じないかで、ストレス耐性に大きな差が出ます。
経験
ストレスを乗り越えた経験です。
ストレスに慣れると処理能力へ還元されます。
処理能力が高まるとストレスを感じにくくなります。
回避
ストレスを回避する能力です。心身の健康比例してストレスを感じます。
自律神経系、内分泌系、免疫系の安定、性格、仕事量と関連性があります。
いつでも笑って過ごせるタイプは、ストレスを回避する能力が高いといえます。
転換
ストレスを良い方向に捉える能力です。
例えば失敗を悔やんだり後悔するよりも、経験を積めて次から活かせると前向きに考える事ができると、ストレス耐性があると考えられます。
ストレス耐性の高め方
個人の解釈次第でストレスはプラスにもマイナスにも成りえます。
例えば不慣れな事を大勢の人前でしなければならない時、自分が失敗した時を連想します。
この状況を肯定的に捉えるか、否定的に捉えるかは個人によります。出来事は一つでも、解釈は個人差があるからです。
肯定的に捉える場合はプラスのストレスに、否定的に捉える場合はマイナスのストレスになります。
意義や価値を見出す
ストレスに意義や価値を見出す思考をする方が、不快を避けようとするより、自律神経やホルモンの働きは健康的になる傾向があります。
受け止める
正直に辛いものは辛いと受け止めたほうが、ストレスを無理に感じないふりをするよりも、ストレスに対する体制を高めることができます。
意見
意見した方が、意見が言うのが苦手で溜め込むよりも、ストレスを溜めにくい傾向があります。
運動
適度な運動やストレッチは、自律神経やホルモンのバランスを整え、ストレス耐性を高めます。
コントロールできない事に感情を入れない
天気、他人の心、他人からの評価などコントロールできない事に、自分の感情を入れなければ、ストレスが軽減する傾向があります。
完璧主義をやめる
完璧を求めると、いい結果でも出来てないことに注目してしまい、些細なことでストレスが溜まります。
今できていることに着目し、まずは低めに目標を設定します。
さまざまな事象のポジティブな事に注目すると、ストレス耐性を高まる傾向があります。
多趣味
楽しみが多い方がストレス耐性が高くなる傾向があります。
ポジティブ
失敗を今後に生かそうとポジティブに考えた方がストレス耐性が高くなる傾向があります。
楽観的
主張を我慢したり、無理に周囲と合わせたり、すべての物事に反応したりせずにマイペースに楽観的だと、ストレスが溜まりにくい傾向があります。
自己肯定
ありのままの自分を受け入れ、必要以上に他人の評価を気にしすぎず、自信がある人はストレスが溜まりにくい傾向があります。
作業
集中して作業に没頭すると悩む余地が減り、作業効率が高まり好循環が生まれやすくなります。
加点主義
ストレス耐性は今まで得られてきた成功体験に大きく影響します。
加点主義だと、完璧でないとしても、出来た事を成功体験と考えてストレス耐性を上げられます。
減点主義の人は完璧主義の人に多く、完璧でなければ失敗と思います。
しかし完璧にはきりがないため失敗体験を得てしまい自己評価も下がります。
ふむふむ、なるほど……。
ストレス耐性を上げるとフィルターに影響するんだね。
フィルターが変わるとストレスを受けにくくなるぞ。
ストレス耐性を養っていこう。