思考の気づき

いつも何気なくやってるけど、そもそも「考える」って何だろう?
この類の話は精神論のように部分的に書かれた記事が多いよな。
「考えるとは問題解決のために原因を探り改善策を挙げる事だ」みたいな。
今回は動物が情報を得てから、何か発信するまでの一連を大きく3段階に分けて紹介しよう。
  1. 入力

    何かに気づく迄の過程がこの段階になります。

    1. 刺激

      何らかの変化による刺激を受けます。
      変化しない物でも、変化しない事が刺激になる場合があり得ます。
      話、文、絵、音、香り、味、触り心地、温度などあらゆるものが対象になります。

    2. 認知

      刺激を情報として受け止めます。
      読む、聞く、見る、触れる、嗅ぐ、食べるなどの五感が対象になります。

      動物が発した場合の情報は、意味と感情を含んでいます。

  2. 考える

    得た情報を自らの知見により処理します。
    知見は身を置く環境から得た学習量に応じて個体差が有ります。

    ここで個人差と言わず、個体差と言っているのは、人間以外の動物を含むからです。
    犬や猫などの場合は人間と異なる考え方をします。
    人間でも子供と大人では学習量が異なるので考える内容が変わります。

    1. 理解

      受け取った情報に対して、既存の知見を基に解きあかそうと試みます。

      • 概念(意義)

        意味や意義を掴む為に、いくつかの事象から全体像を捉えようとします。
        類推や推論を行ったり、発送を飛躍させて閃きを得たり曲解したりします。

        そのため細部を比較して類似点、共通点、規則性を知ろうとします。
        物事の背景を予測したり先読みをしたり、危機やリスクを察したり、存在意義や価値の仮説を立てます。

        「蟻の目」や「ミクロの視点」いう表現の方が分かりやすいかもしれません。
        感情的な人に多い傾向が有ります。

      • 分析(因果)

        因果関係を掴む為に、全体を俯瞰して理由や結論の繋がりを見抜きます。

        そのため全体を比較、分類、分解、把握して相違点や例外を知ろうとします。
        ものごとを中立的客観的に見て、現状の問題、原因、課題を抽出します。

        「鷹の目」や「マクロの視点」という表現の方が分かりやすいかもしれません。
        理論的な人に多い傾向が有ります。

    2. 判断

      理解した情報の、判断材料を集めます。

      • 共感(感情承認)

        情報から感情を多く抽出し、対象者の気持ちの満足を目的に、想定外の許容を前提に共通理解へ及ぶ方法です。
        他人への配慮、クライアントの欲求把握、顧客分析に応用できます。

        動物に対して向いている方法です。
        感情的な人ほど習得しやすい傾向があります。

      • 仮説(結論逆算)

        「おそらくこうであろう」と結果を推測して、逆算しながら仮説を挙げます。
        不明点は仮説で補い効率的に自分の望んだ結論へ導く手法です。
        これにより判断分岐点、優先度、タスク、スケジュール、市場推定に応用できます。

        「勘」はここに含まれます。勘とは説明できない根拠です。
        過去の経験則に基づき、おそらく今回も再現するであろうと予測できるものの、自分の説明能力が足りずに伝えられない場合などです。
        本当は説明できても状況によって説明したくない場合も「説明できない」に含みます。

        物事に対して向いている方法です。
        感情的な人が選んだ場合に挙がる仮説は根拠が曖昧だったり、主観が出ている事があります。

      • 批判(建設的合意)

        情報から意味を多く抽出し、建設的に話しあい合意を得る方法です。
        話の意味を明確化する為に情報を得て、根拠の強弱を評価しつ話を進めます。
        発言催促、情報整理、認識確認、相互理解、合意形成、交渉、折衝に応用できます。

        人間に対して向いている方法です。
        理論的な人ほど習得しやすい傾向があります。

    3. 意思選択

      判断材料を基に情報をまとめて表現の構想を練ります。
      ここまでの手順を瞬間的に行う事を直観と呼んだりします。
      無意識に行った場合は「勘」に当たる場合があります。

    4. 解釈

      刺激から得た情報を自分のなかに落とし込み知見として蓄えます。

  3. 出力

    対象となる人物や動物や物などに対して行動を起こします。

    1. 表現

      書く、話す、創る等して自分の考えを発信します。

  4. 相手の手番

    自己表現は相手へ刺激として伝わり、相手が入力、考える、出力の手順を踏みます。
    これを、少なくとも自分か相手の一方が妥協できるまで繰り返します。

ふむふむ、なるほど……。
考え方のクセってあるんだね。
自分の考え方が隔たっている時は、違う方法を選ぶと物の見え方が変わって見えるぞ。
お話はリカガクの持論です。事実はご自身でもお調べになって納得されたうえでご利用ください。

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