キャラクターの気づき

キャラクターは、実在か架空かを問いません。
実在する俳優や芸人や社長がキャラクターになる場合があれば、漫画等の架空の登場人物がキャラクターになる場合もあります。

• マスコットキャラクター

  幸福をもたらすものとされるキャラクター
  商品の特徴や企業のコンセプトを模している傾向があります。

• マークキャラクター

  マークに顔や手足を付けたキャラクターを指します。
  組織や商品の象徴と位置づけらる傾向があります。
  このキャラクターに限り実在しません。世間的には使われていない言葉です。

• イメージキャラクター

  組織や商品サービスのイメージ向上目的に起用されるキャラクターを指します。
  

• ポップ広告キャラクター

  店頭販促に使われる汎用素材キャラクターや、店員による手描きキャラクターを指します。
  アイキャッチとして通行人の目を留め、商品へ興味を持ってもらう効果に期待があります。
  薬店薬局に現れやすい傾向があります。

• ナビゲートキャラクター

  教材や資料で使われ、読み手に親しみやすさを与えるキャラクターです。
  このキャラクターを見るために読者のモチベーションが上がります。
  世間的にはあまり使われていない言葉です。

よく見かけるキャラクターは、どれか１つ以上の役割を持ちます。
ポップ広告にマスコットキャラクターが描かれている場合のように、２つ以上の役割を持つ場合もあります。

ここでいう舞台とは、そのキャラクターが主に活躍している環境を指します。
舞台を考える際は、初めに現れた媒体と、頭角を現した媒体、現役の媒体を参考にしましょう。

例えば、初めに現れた媒体はイラスト、頭角を現した媒体は漫画、現役の媒体はグッズのような場合があります。
商業イラストを描いていたら、新聞社の目に留まり四コマ漫画を連載して大勢に認知され、グッズ展開し今も愛されているような場合です。
キャラクターを知るには、そのキャラクターの歴史を知る事も重要です。

• エンタメ系

  漫画、アニメ、ゲーム等のキャラクターを指します。
  そのキャラクターは、読者やプレイヤーを感情移入させたり自己投影させたりして楽しませます。

• 絵本系

  絵本が出身のキャラクターを指します。
  但し、このキャラクターが登場するアニメを今視聴している場合は、エンタメ系アニメキャラクターと呼ぶ方が適切です。
  そのキャラクターは、読者に感情移入させたり自己投影させたりして教えや気づきを提供します。

• グッズ系

  文具、雑貨、日用品等が出身のキャラクターを指します。
  キャラクターを模したぬいぐるみやフィギュア、商品パッケージに描かれている事が多くあります。
  消費者に寄り添うように共感や癒しを提供します。

• 広告系

  テレビCM、チラシ、看板、地域活性などが出身のキャラクターを指します。
  目を留めてもらう為にキャラクターが添えられる事が多くあります。
  商品やサービスや地域の特徴や強み、役立つ事や使い方などを紹介します。

• web系

  SNSやwebサイトなどが出身のキャラクターを指します。
  舞台がエンタメ系、広告系、グッズ系のキャラクターも混在し、多くのバリエーションがあります。
  無料で参入しやすく非商用で役割未定のキャラクターも存在します。
  商用の場合は商品にキャラクターが添えている事が多く、非商用の場合はビジュアルや設定資料にグッズを添えている事が多くあります。

キャラクターの容姿は様々なバリエーションがありますが、殆どは素となる動植物があります。
下記図でいう、人外とは、ヒト以外の動植物を指します。
世の中のキャラクターの大部分はヒトを模している事が多く、ビジュアルの抵抗意識が少ないように配慮されています。

この他にデフォルメ具合や画風によって、界隈は更に細分化されます。
デフォルメについてはデフォルメの気づきを参考にしてください。