過剰な仕事に悩んでいる人を見かけるけど、どうしてそうなっちゃうの?
それは洗脳されているかもしれないな。
よくある手口の一例を紹介しよう。
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歓迎
とても快い印象で「優しい人」「いい人」の印象を受け付けられます。
何を話しても笑みで受け入れてくれるので、すっかり安心してしまいます。
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否定
あるタイミングで否定をされるようになります。
人格否定、能力否定、行動否定、判断否定などをされるようになります。
これは上司、親、先生、先輩、師匠など目上の人だと思っている相手ほど効果が強くなります。
具体的には下記のような内容になります。
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- 個室に呼び出して尋問する
- 後輩や部下の前で聞こえるようにミスを指摘する
- 紙や実技などのスキルチェックで欠点を見つけ自尊心を貶す
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行動を否定し詳細な指示へ誘導する
「~しちゃダメ!~しなさい!」
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恐怖を与えて反対できないようにして誘導する
「大人しくしてなさい!叩くよ?!」
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自宅謹慎や移動、残業で仕事以外の事を考える時間を奪い誘導する
帰宅しても睡眠時間しか残らず自由時間がない等。
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能力を否定し過重な仕事を与える
「お前は他の会社でやっていけないからウチで経験を積ませてやる」
- 大声で怒るように否定したり、正論を認めようとしない
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数々の矛盾や例外があり一貫性が無い
「相手がそう思ったらそうなの!」
「私がそう思うんだから皆そう思うに決まってるでしょ!」
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察する事を強制する
「どうしたらいいと思う?」「~に決まってるでしょ!」
「どうしてだと思う?」「~に決まってるでしょ!」
否定されたら普通は嫌だと感じますが、事前に歓迎されているので、その体験を根拠に「本当はこの人は優しい筈だ」と無意識に自己暗示していたり、権力的圧力や収入を理由に受け入れざるを得なかったり、考える余裕がなくなりイエスマンと化したりします。
この否定を行うのは「内向的で感情的な人」または両極端な「外交的で理論的な人」に見受けられます。
洗脳しない人は否定せずに、行動と努力を認めた後に改善案や代替案を提案したり応援したりします。
しかし否定しない誘導もあるので要注意です。
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情報を加工したり制限して誘導する
「セミナーに○万円だした後に、それ以上の収入が得られるようになるんです!」
「嫌なら受けなくていいです。受けますか?受けませんか?」
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疑問や悩みの相談に応じるように見せて誘導する
「人間関係の悩みは私もあったけどセミナーを受けたら変われた!」
「私はあなたが困っているから提案しただけです」
「あなたもセミナーを受けた方がいい!本当に良いと思ってるから進めてるんです!」
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自分の行動を褒めたついでに関連付けて誘導する
「それは素晴らしいね!なら、このセミナーがオススメだよ」
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助け船
否定した後に優しさを見せて、こうしなさいと誘導します。
具体的には下記のような内容になります。
- 提案に乗るか乗らないか二者択一の即決を迫る
- 提案に乗らばい場合は疎外される事を伝える
- 優しい口調で「自社で経験を積ませてやる」等と言い仕事を増やす
助け船に乗らない場合は、再び否定します。
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賞賛
助け船に乗ると、自分の判断が正しいと賞賛し褒めてくれます。
これにより自尊心が僅かに回復したり「やはりこの人は本当は優しい人なんだ」と思い込むようになります。
セミナー等にお金を払った場合は、対価を得ようとするので自己洗脳が進み、より言いなりになりやすくなります。
- 「その判断が賢明だよ(正しいよ)」
- 「それでこそウチの子だ」
- 「私はあなたが分かる子だと信じていた」
- 「これで私たちの仲間だね」
- 「言う事ちゃんと聞いて偉いね」
内向的だったり、真面目だったり、素直な人ほど獲物にされがちです。
併せて環境の気づきを参考にしてみてください。
ふむふむ、なるほど……。
否定してくる相手は要注意なんだね。
この流れを知っていれば言いなりになる事はなくなるぞ。
否定されたら怪しいと疑った方がいい。